アメリカの生命保険

ロサンゼルスで働く生命保険外交員のブログ

将来子供をアメリカ​の大学に通わせたい。​学資に生命保険って有​効なの?

愛する我が子に最高の教育を受けさせてあげたい。
お子さんをお持ちの方なら誰しもがそう思われるのではないでしょうか?
私自身も一児の母として、子供が望む大学に進学させてあげたいと思っています。
しかし、アメリカの大学の学費は年々増加傾向にあるようです…。

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では、実際にはいくら位の蓄えが子供の学費として必要なのでしょうか?
学生ローンや保険などを提供するSallieMaeというサイトでアメリカの家庭が支払った学費の平均額が公開されていました。
2013-14年の平均額は1年$20,882だそうです。ということは4年で$80,000以上の学費がかかっているということになりますね。

https://www.salliemae.com/plan-for-college/how-america-pays-for-college/

そして、その金額をどのように支払ったかという内訳がこちら

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  • 親の収入・貯蓄 30%
  • 奨学金・補助金 31%
  • 学生の借入 15%
  • 学生の収入・貯蓄12%
  • 親の借入 7%
  • 親戚・友人からの借入 4%

多くの家庭が親の収入や貯蓄だけでは、この高い学費の1/3も支払ってあげることが出来ないというのが現実なんですね…。

例えば、お子さんが現在6歳で年齢が18歳〜22歳に大学に通うと想定すると、学費を貯蓄できる年数は15年になります。
そして、仮に$36,000を学費として貯蓄するとします。
$36,000÷15年=$2,400 15年で目標額の$36,000を用意しようと思うと、
年間$2,400(月$200)を貯蓄しなければいけないということになります。

そこで、仮に同額の月間$200の払い込みで15年間、お父さんが生命保険に加入したとします。一家の大黒柱であるお父さんが、万が一、お子さんが大学進学前に亡くなってしまった場合、残されたお母さんは同じように毎月$200の貯蓄が出来るでしょうか。今まで通りの生活をするのも難しいでしょう。その時、生命保険に加入していれば、死亡保障金の支払いがありますので、お子さんを大学に通わせられない、なんてことにはならないでしょう。

積立タイプの生命保険(予定利率3.5%~4.5%)で運用した場合、
15年後にはキャッシュバリューが 約$37,000〜$41,000になる計算になります。
銀行に貯蓄した場合よりも、$1,000〜$5,000ほど有利になります。

実際にどれくらいの金額を蓄えておいて、子供の学費に当てるのか、お子さんの為にご両親でしっかりと話し合ってあげて下さい。