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Power of Compound(複利の力)は本当にスゴイ!

皆さんはPower of Compoundという言葉をご存じですか?

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日本語に直訳すると「複利の力」という意味になります。相対性理論などを提唱したあのアインシュタインが、「人類最大の発見は、複利の考え方である」と言ったことでも有名なので、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

では、この「複利の力」とは一体どういう意味なのか簡単にご説明します。
銀行などにお金を預けると利息がつくことは皆さんご存知ですね。
その利息の付き方には単利と複利の2種類あることはご存知でしょうか?
簡単な数字で当てはめてみると、

例えば、$100を年利10%で運用すると、毎年$10ずつ増えていくのが単利です。
複利は1年目は$10増えて、2年目は$110に対して10%の利息がついて$11増えます。3年目には$121に対して利息がついて$12.1増える…。と増えていくのが複利です。同じ$100でも、年数が経てば経つほど、単利と複利の差は大きくなります。20年で約2倍、30年では4倍以上も複利の方がリターンが大きくなるのです。

銀行のセービングや積立てタイプの生命保険、株や投資信託などもすべて複利で増えていきます。

例えば、30歳の男性Aさん、Bさん、Cさんがそれぞれ毎月$100を貯金することにしました。

Aさんは自宅の貯金箱に貯めていきました。
Bさんは年利0.1%のセービングアカウントに貯めていきました。
Cさんは積立タイプの生命保険(2.5%〜4.5%)を契約しました。

この3人が30年後、60歳になった時、どれくらい違うのでしょうか?
自宅の貯金箱に貯めたAさんは、まったく利息がつかないので、$36,000でした。
年利0.1%のセービングアカウントに貯めた、Bさんのセービングアカウントには、$36,563貯まっていました。
積立タイプの生命保険に加入したCさんは、$37,253 - $52,443が保険口座に貯まっている計算になります。
生命保険は最低金利が保証され、その保険会社の運用成績によって利率が変動します。
少ない場合でもセービングアカウントの貯蓄額よりも有利に運用されていることがわかります。ちなみに株や投資信託などで運用されるとより大きな利率で運用することも可能ですが、値下がりのリスクがあるため、このように具体的な数字で割り出すことが難しいでしょう。

以前、このブログでもご紹介しましたが、ユダヤ人の方々は、この「複利の力」を上手く利用して、莫大な資産を手に入れているのです。


さすが上手にお金を運用してます!ユダヤ人の上手な生命保険の使い方とは!? - アメリカの生命保険

より多くの金額をより長く運用することで、「複利の力」はかなり大きなものとなります。
皆さんも「複利の力」で明るい将来を手に入れましょう!